愛媛県警察学校の初任科第169期生(大卒程度・短期課程)の卒業式が27日、松前町西古泉の同校であり、23~28歳の16人が警察官としての一歩を踏み出した。
 式で渡部成二校長は「初心を忘れず、若者らしく失敗を恐れずに何事にも全力で挑戦してほしい」と式辞。林学県警本部長が「学校で学んだ基本を大切にし、現場での経験を糧とし、職務執行能力を高めるよう努力してほしい」と訓示した。
 辞令を受け取った総代の渡部真人巡査(28)は「期待に応えられるよう必死に訓練してきた。多くの試練が待ち受けていると思うが、学校で学んだ誇りや使命感を胸に職務にまい進する」と力強く誓った。式後、卒業生は制帽を頭上に投げて卒業を祝った。