松山市の国体弁当パッケージ 2種類披露 専門学校生デザイン
松山市で開催される愛媛国体の14競技の選手やスタッフらに提供される弁当のパッケージを市内の専門学校生がデザインし、31日に2種類が披露された。
制作したのは河原デザイン・アート専門学校グラフィックデザイン科2年中内健さん(36)と高橋結花さん(20)。約30人の作品の中から校内や関係者らの選考を経て選ばれた。
2種類ともオレンジ色を基調に、松山城や道後温泉本館など松山の観光スポットの絵や写真が入り、側面は国体みきゃんでいっぱい。中内さんは箱を四つ並べると丸い虹ができるデザインで「『つながる』『松山』をテーマに関係者が笑顔でつながるイメージにした」。高橋さんは「松山の魅力をにぎやかにアピールし、食事の時間が楽しくなるよう考えた」と話した。
同市二番町1丁目の同校でのお披露目式で梅岡伸一郎副市長が「非常にいいデザインで全国に松山を発信できる」と述べ、2人に感謝状を手渡した。選手やスタッフ、ボランティアら計4万4000個の弁当が作られる。