「糖尿病でもみんなと変わらず楽しく生活できるんだ」―。1型糖尿病を患う神奈川県逗子市の中学2年生大原慎人さん(13)が2日、同市から広島市まで約900キロの自転車旅で、同行の父・寛昭さん(39)とともに愛媛県今治市からサイクリストの聖地・瀬戸内しまなみ海道を渡った。疲れはピークだったというが、輝く海と島々に励まされ、夕方に感動のゴールを迎えた。