愛媛県徴収確保対策本部会議が22日、県庁であった。県税滞納者の自動車差し押さえ手段としてミラーズロックを新たに導入するなどし、2014年度の徴収率を97.45%と、前年度比0.27ポイント上昇させる目標を決めた。
 ミラーズロックは地方局・支局に20セット配備。ドアミラーに金属ワイヤで、差し押さえたことを示す標章を掛け、運転席ドアにマグネットシールをはる。タイヤを固定する従来の方式では、立体駐車場など狭いスペースや大きなタイヤに使用困難なケースがあり、導入に踏み切った。
 シールをはがしたりワイヤを切断したりすると、刑法の封印等破棄罪や器物損壊罪に問われる場合がある。