会期前競技・後半戦へ、競泳・ビーチバレーなどスタート えひめ国体
第72回国民体育大会「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」会期前競技は15日から、水泳の競泳と飛び込み、ビーチバレーが始まり、後半戦に突入する。台風18号の接近により、競泳と飛び込みは15~17日の日程を15、16日の2日間に短縮。ビーチバレーは、15日に日程を最終決定する。
競泳は松山市市坪西町のアクアパレットまつやま特設プールで行う。リオデジャネイロ五輪メダリストの瀬戸大也選手(埼玉県)や坂井聖人選手(福岡県)、九つの日本記録を持つ池江璃花子選手(東京都)らトップ選手も出場。愛媛からは選手35人がエントリーし、14日はプールでの公式練習に臨んだ。
伊予市尾崎の五色姫海浜公園では、愛媛国体で初めて正式競技になったビーチバレーを行う。14日は同市下三谷のウェルピア伊予で開会式があり、長谷川徳海選手(県競技力向上対策本部)と楠原千秋選手(伊予市役所)が選手宣誓した。
台風の接近に伴い、競泳と飛び込みは全ての実施種目を15、16日に振り分けて行う。種目数は変更しない。ビーチバレーは15日に予選リーグ全試合を、21点3セットマッチから28点1セットマッチに変更し行う。決勝トーナメントを16、17日の2日間で行うかどうかは15日に決定する。
松山地方気象台によると、非常に強い台風18号は14日、東シナ海を北寄りに進んだ。今後、東寄りに進路を変え、県内には17日昼前ごろ最接近する見通し。