第72回国民体育大会「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」第5日は4日、松山市市坪西町の松山中央公園テニスコートなどで13競技が行われ、愛媛勢はテニスの成年男子が初の頂点、成年女子は2連覇でアベック優勝を飾った。セーリングは成年女子のセーリングスピリッツ級と、同レーザーラジアル級の梶本和歌子(県競技力向上対策本部)が栄冠をつかんだ。
 愛媛勢の優勝の数は21となり、愛媛の天皇杯(男女総合)成績は1421点で2位のまま、皇后杯(女子総合)成績も781.5点で2位。
 サッカー成年男子は決勝で青森に敗れ準優勝。ボウリング少年団体は女子が準優勝し、男子は4位に入った。卓球成年女子は準決勝で敗れて3位となり、フェンシングは成年男子エペが3位、成年女子サーブルが4位だった。
 カヌー・スプリント(200メートル)では成年男子カヤックシングルで小松正治(県競技力向上対策本部)が準優勝したのをはじめ、成年女子カヤックシングルで多田羅英花(県競技力向上対策本部)と少年男子カヤックフォアが5位、少年女子カヤックシングルの信尾光里(大洲高)は7位と、4種目で入賞を果たした。セーリング少年女子420級は8位だった。
 サッカー女子は決勝進出を決め、ラグビー女子は決勝トーナメントに駒を進めた。