愛媛1、2、4区で自民前職当確 衆院選
第48回衆院選は22日午後8時、投票が締め切られ、愛媛県内4小選挙区のうち1、2、4区で自民党前職の当選が確実となった。3区は希望の党元職と自民新人が議席を争っている。
当選を決めたのは1区が塩崎恭久氏(66)=8選、2区が村上誠一郎氏(65)=11選、4区が山本公一氏(70)=9選。
長期にわたる安倍政権の是非が問われ、与党の自民が信任を得た。新党の立ち上げなど10日の公示直前まで構図が固まらず改憲や消費税増税、加計学園問題といった主要な争点で論戦は深まらなかった。
「1票の格差」是正に伴い1、2、4区では区割りが変更された。
台風21号の影響により県内では開票作業が松山市(1、2区)と八幡浜市(4区)で23日に延期された。愛媛新聞では、出口調査や取材結果を踏まえて当選確実と判断した。