八幡浜市出身で元プロ野球ヤクルト投手の山部太さん(47)が指導する野球教室が27日、同市五反田の王子の森スタジアムであり、市内の小学生35人が走攻守の基本動作を教わった。
山部さんはヤクルトがリーグ優勝・日本一に輝いた1995年に16勝を挙げるなど、先発や中継ぎで活躍した。教室では、キャッチボールなどで「肘を肩の位置まで上げよう」「ボールはできるだけ体の近くに」など、けがを防ぐ正しいスローイングを指導。身ぶり手ぶりを交え捕球や走塁、素振りでも精力的に助言した。
教室は、子どもの健全育成や地域活性化につなげようとJA西宇和が初めて開いた。