瀬戸内の島々をつなぐ橋がコースの「第28回ゆめしま海道いきなマラソン」が15日、愛媛県上島町であり、過去最多の1067人が多島美の眺めを楽しみながら島を駆け抜けた。
 旧生名村時代に島を一周するコースを目玉に始まり、2014年に生名橋と弓削大橋を通るハーフの部を新設。10キロと3キロ、健康マラソン(2.5キロ)の部もあり、コースからの眺めに加え、ハイアマチュアから子どもまでが楽しめる大会として人気が高まっている。今年は、昨年の3倍近い参加があった。
 15日は雲の多い天候だったが、ランナーは橋からの景色を満喫しながら思い思いのペースで力走した。沿線では住民らが「頑張れー」「あと少し」などと声援を送り、給水所やゴール地点では約200人のボランティアが大会を支えた。