地域の課題に共に対応し、佐田岬のまちづくりに取り組もうと愛媛大と伊方町は18日、連携協力協定を結んだ。社会貢献型旅行「ソーシャルツアー」の実施などを通じ、地域活性化や人材育成で連携する。
 松山市道後樋又の愛媛大本部であった調印式で、愛媛大の柳沢康信学長は「佐田岬は非常に魅力的な場所だ。地域活性化や観光まちづくりの観点から学生の学びにもつなげたい」とあいさつ。伊方町の山下和彦町長は「大学の力を借りて観光まちづくりへの取り組みを加速させたい」と述べた。
 3月上旬にはソーシャルツアー第1弾として、愛媛大サッカー部が三崎地区で強化合宿を実施し、海岸などで清掃活動をした。