愛媛県四国中央市出身の写真家、白川義員さん(80)=東京都=が1日、松山市久万ノ台の松山西中等教育学校で講演。4~6年生約480人に「生きていてよかったと思う人生を送るために、自分で考え、実行することが大切だ」などとアドバイスした。
 白川さんは、新聞社特派員として海外の山を撮影取材したのを契機に、フリー写真家となり、アルプスや南極大陸などをテーマに50年以上活躍している。25日~9月6日、県美術館(松山市堀之内)で写真展「永遠の日本」(愛媛新聞社など主催)が開催される。
 講演では、写真を始めた学生時代を振り返り「読書が人生を決定したと思う。物語は想像力をかき立てる原動力となり、考える力や文章力につながっている。ぜひたくさんの本を読んでほしい」と力を込めた。