16日未明からの雨量、成就社で120.5ミリ
松山地方気象台が16日午後11時41分に出した愛媛県気象情報によると、16日午前2時から午後11時までの雨量は石鎚山成就社で120.5ミリ、東温市上林で84ミリを観測した。16日午後11時までの最大風速は伊方町瀬戸で11メートル、新居浜で13.8メートル。最大瞬間風速は伊方町瀬戸で23.3メートル、新居浜で22メートル。
南予の海上では17日明け方にかけて大しけが続くほか、17日未明にかけて引き続き海上を中心に猛烈な風が吹く恐れがあり、うねりを伴った高波と暴風に厳重な警戒が必要。
県内は大気の状態が非常に不安定になっており、17日明け方にかけて局地的に雷を伴い、東中予で1時間80ミリの猛烈な雨、南予で1時間50ミリの激しい雨が降る見込み。低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水や氾濫に警戒が必要。
台風接近が大潮時期と重なるため、東予では引き続き高潮に警戒が必要。17日の満潮時刻は伊予三島午前11時29分、新居浜午前11時26分、今治午前11時11分、松山午前9時32分。
17日午前0時からの24時間雨量は、多い所で東中予300ミリ、南予200ミリの予想。17日にかけて予想される最大風速は、東中南予の陸上25メートル、海上30メートル。波の高さは南予がうねりを伴い6メートル、東中予が3メートルの予想。