集団予防接種での注射器の使い回しによるB型肝炎感染者の救済を目的に国家賠償訴訟を続けている「全国B型肝炎訴訟広島弁護団」の相談会が1日、愛媛県松山市道後町2丁目のひめぎんホールであり、患者や家族に訴訟の手続きや準備の進め方などを説明した。
 相談会は同弁護団の弁護士3人が対応。訴訟費用や必要な準備などの相談が寄せられ、手続きの流れや必要書類の集め方などをアドバイスした。
 弁護団の寺本佳代弁護士は「『母子手帳がない』『母親が亡くなっている』などの理由で訴訟参加を諦める人が多いが、別の方法で証明できることもあるので相談してほしい」と話している。
 同弁護団は2日午前10時~午後4時に電話相談を開催。相談(無料)はフリーダイヤル(0120)066589(当日のみ)。