8日に開かれる松山まつりのメーンイベント「野球拳おどり」に、済美高校(愛媛県松山市湊町7丁目)の生徒、教員計150人が、団体連の部として初めて参加する。まつり実行委員会によると、高校の連としては過去最大規模。出場メンバーは本番を前に一致団結して練習を重ねている。
今年の松山まつりが50周年と知った同校の生徒が「祭りを若々しく盛り上げたい」と生徒会を通じ学校に相談したことがきっかけ。チアガール、ダンス部などに加え、有志の一般生徒と教員が、7月中旬から練習を開始した。生徒会役員の2年前田和哉君(17)は「済美高も新しい挑戦をしようと出場を決めた。学校自体も活気づいている」と話す。