松山地方気象台は3日、長期間の低温と日照不足に関する愛媛県気象情報を出した。今後も10日程度、同様の状態が続く見込みで、農作物の管理などに注意を呼び掛けている。
 気象台によると、県内は8月12日ごろから低気圧や前線の影響を受け、曇りや雨の日が多く、気温が低く日照時間の少ない状態が続いている。9月2日までの平均気温は、大三島24.3度(平年比マイナス2.3度)、今治25.1度(同1.8度)など、15観測地点のすべてで平年値を下回った。日照時間も四国中央68.9時間(平年比51%)、瀬戸84時間(同)、宇和74.7時間(同)など、全14地点で平年の51~64%にとどまっている。