愛媛県今治市小浦町1丁目の檜垣造船で19日、進水式見学会があり、県内外の親子連れ18組45人が巨大船が着水する迫力のシーンを間近で見つめた。
 進水したのは12月中旬に完成予定のケミカルタンカー「グローバル アポロン」(全長141.3メートル、約1万800総トン)。命名の後、関係者が船体を支える綱を切断すると、船台のレールを滑り降りた。
 船や物づくりの魅力を感じてもらおうと今治商工会議所などは小中学生などを招く進水式見学会を年4回実施している。不定期で親子向けの会も開催している。