愛媛県西予市城川地域の4地区がスポーツで親睦を図る「第49回城川オリンピック」(市など主催)が11日、同市城川町土居の城川総合運動公園グラウンドで開かれた。選手約250人がユニークな競技で熱戦を展開し、住民ら大勢の観客を沸かせた。
 城川オリンピックは1959年に旧城川町が誕生したのをきっかけに合併前の4村(遊子川、土居、高川、魚成)の融和を図ろうと68年から始まった。4地区にちなみ「四輪」を会場に掲げ、五輪さながらに聖火入場を行うなど「山里のオリンピック」として親しまれている。
 昨年は台風の影響で中止され、2年ぶりの開催となった今年も一風変わった種目が盛りだくさん。竹馬などでリレーする「竹馬競争」や、段ボールの中に入って進む「きゃたぴらdeごー」などがあった。