松山赤十字看護専門学校(愛媛県松山市清水町3丁目)の1年生が看護師のシンボル・ナースキャップなどを授けられる戴帽式が26日、校内であり、104回生となる46人(うち男子1人)が患者のために働く誓いを新たにした。
 式に参加したのは4月に入学後、理論と実践を学び、将来看護師になる適性と意志があると認められた1年生。保護者ら約200人が見守る中、1人ずつ名前を呼ばれ、女子には赤十字のマーク付きキャップ、男子には腕章が与えられた。
 ナイチンゲール像の前で燭台(しょくだい)を持ち「わが手に託されたる人々の幸のために身をささげん」などと誓いの言葉を読んだ。横田英介校長は「苦しい時もあると思いますが、今日のことを思い出し頑張ってください」と激励した。