愛媛マンダリンパイレーツ(MP)の河原純一投手(42)は28日、愛媛県松山市東石井6丁目の球団事務所で引退会見を行った。
 河原は「ファンの激励や応援があったから、ここまでがんばれた」と感謝。薬師神績球団社長は「大きな功績を残してくれ、感謝している」とねぎらった。
 1995年、駒大からドラフト1位で巨人に入団。2002年には抑えとして5勝3敗28セーブをマークし巨人の日本一に貢献した。以降、西武、中日でプレーし通算成績は275試合、31勝42敗40セーブ、防御率4.26。12年から愛媛MPの一員となり32試合、6勝7敗4セーブ、防御率3.94の数字を残したが、今季は右肩痛のため登板機会がなかった。
 この日は高田泰輔外野手(26)=新田高出=も引退を発表した。13年に主将を務めるなど8年間、愛媛MPでプレー。会見に出席し、ファンに向けて「応援いただきありがたく思っている」と話した。