ハロウィーン本番を迎えた31日、愛媛県内でもさまざまなイベントが開かれ、街は思い思いの工夫を凝らした衣装をまとった若者らであふれた。
 松山市中心部の商店街では夜、赤ずきんちゃんやアニメのキャラクターに扮(ふん)した若いグループが行き交い、初対面でも臆せず記念撮影。仲間7人で「歩く巨大バナナ」に仮装した大学3年井上祐一さん(21)は「注目を浴びて前に進めないくらい」と笑顔だった。
 西条市中心部の商店街ではミイラやドラキュラなどに仮装した1000人近くの子どもが「トリック・オア・トリート」と声を上げながら練り歩いた。