行政と金融機関のバックアップを受けて会社を立ち上げてみませんか? 地域の基幹産業を担う企業を育成しようと、愛媛県西予市は2日、金融機関などと連携し新規の起業・創業者に出資と融資を行う「市経済循環モデル事業」の概要を発表した。市は、1社につき上限2000万円を出資するとしている。
 起業・創業の希望者は、地元金融機関で事業内容や計画の精査などを受ける。その上で市と市内の銀行や信金、商工会などでつくる「市経済循環モデル事業審議委員会」が事業計画を審査。採択されれば、市の出資と金融機関からの融資を受けられる。
 市は2000万円を上限に、融資枠の2分の1まで出資する。継続的に経営支援することで「公募型の第三セクター方式」をイメージしているという。
 問い合わせは市経済振興課=電話0894(62)6429。