新聞やテレビのニュース報道を読み解く「時事力」を認定するニュース時事能力検定試験が22日、全国一斉にあり、松山市大手町1丁目の愛媛新聞社では9~65歳の12人が合格を目指して試験に臨んだ。
 検定は、政治▽経済▽暮らし▽国際問題▽社会・環境―の5分野で、時事問題の理解に欠かせないキーワードや社会の仕組みに関する知識を難易度1~5級の6段階で出題している。
 大学生・一般レベルの1級に挑戦した済美平成中等教育学校2年生(14)は「2級までと違い、ニュースに対する自分の意見を深く問われたので難しかった」と苦戦した様子。「ニュースは日々状況が変わって面白い。選挙権年齢が18歳以上になったので、いろいろなニュースを知って投票に行きたい」と話していた。
 NPO法人日本ニュース時事能力検定協会や愛媛新聞社が主催。次回は2016年6月に開催する。