路面凍結に備え万全 工事業者ら訓練
冬本番を前に路面の積雪や凍結などに備える訓練が25日、愛媛県松山市東石井4丁目の国土交通省松山河川国道事務所松山第一国道維持出張所であり、同事務所の担当者と道路維持工事業者ら約20人が、立ち往生した車両の移動訓練や凍結防止機材の点検などを行った。
横尾和博所長が、2014年12月に四国中央市などの国道192号で車両約130台が立ち往生した大雪を例に「災害はいつどこで起きるか分からず万全の対策が必要。安全に使ってもらえるようにするのがわれわれの責務だ」と訓示した。
参加者は、凍結防止剤を散布する車両の設備を点検し、敷地内で適量が散布できているかなどをチェック。走行不能車両の移動が可能になった改正災害対策基本法を踏まえ、車両簡易移動器具で放置車両を移動する訓練も行った。