華道家の假屋崎省吾さんの作品で愛媛県の松山城を飾るイベント「華道家假屋崎省吾の世界―華のおもてなしin松山城」が8日始まり、砥部焼や流木に生けた華美な作品が松山城に彩りを添えている。25日まで(16日は休館)。
 假屋崎さんが全国で展開している「歴史的建築物にいけるシリーズ」の一つで、城を舞台にした個展は初めて。以前、松山城を訪れたことがあり「歴史ある連立式の城で、花を生けるには最高のロケーション」と第一号に選んだ。
 天守内と本丸広場の計12カ所に作品を展開。假屋崎さんが2日間掛けて、県内産のかんきつやナンテンなど計約1300本を生けた。