強盗事件が増加する傾向がある年末を控え、高速道路の料金所職員の防犯意識を高めようと、本州四国連絡高速道路(神戸市)は9日、愛媛県今治市伯方町叶浦の瀬戸内しまなみ海道伯方島料金所で防犯訓練を実施した。
 しまなみ海道の各料金所で業務委託を受けている会社の関係者ら25人が参加した。
 料金所の窓口を訪れた犯人役の伯方署員2人が事務所に侵入し、拳銃を突き付けて金を要求。現金30万円を奪い逃走すると、職員は非常ボタンを押し、駆け付けた伯方署員に犯人の特徴を伝えた。