北宇和高生考案「シカパイ」 19日、限定販売
愛媛県松野町特産のシカ肉とユズを使った新メニュー「シカパイ」が19日、同町延野々の道の駅「虹の森公園まつの」で限定100個販売される。考案した北宇和高校(鬼北町近永)の生徒は「独特の臭みがなく、ユズの風味豊かな自慢の一品。ぜひ味わってほしい」とPRしている。
シカパイは今年11月、愛媛と高知の高校生が松野町の特産を使ったオリジナル料理を競う大会でグランプリを獲得。シカ肉をミンチ状にして臭みをなくし、ぱさつきを抑えるためにゆずジャムを加えて炒め、手軽に食べられる一口サイズのデニッシュのように焼き上げた。大会では味、形、商品実現性などを評価された。
道の駅が改良を加えて商品化し1個300円で販売する。19日は開発した生徒4人も店頭に立ち午前10時から販売。27日にも同道の駅で開催する歳末フェアで限定50個販売する予定。