寒中に川の中で水ごりし、防火を祈る伝統行事「愛宕精進」が24日、愛媛県西予市城川町高野子の菊野谷川牛鬼渕であった。地元の男性ら4人が「1年間無事に過ごせるように」との思いを込めて冷水に入った。
 愛宕精進は、地区で火災が相次いだのを受け、江戸時代の1681年に長老が火の守護神「愛宕大明神」をまつったのが始まりとされる。かつては3日間断食して日に3回水行していたが、現在は24日に1回として続けられている。