日本付近は強い冬型の気圧配置となる見込みで、愛媛県内は20日にかけて山地や山沿いを中心に大雪となる恐れがあるほか、19日にかけて海上を中心に非常に強い風が吹き、波が高くなる見込み。松山地方気象台は18日午後4時29分、、大雪と風雪、高波に関する県気象情報を出し、積雪や路面の凍結による交通障害、雪を伴った強風、高波などに注意を呼び掛けている。
 気象台によると、18日夜には、四国地方の上空約1500メートルに氷点下8度以下の今季一番の強い寒気が流れ込む。県内では20日にかけて雪が強まり、山地や山沿いを中心に大雪となる恐れがある。19日にかけては海上を中心に雪を伴った西または北西の非常に強い風が吹き、波が高くなる。
 積雪や路面の凍結による車の立ち往生などの交通障害、農作物やビニールハウスなどの農業施設の管理、着雪による倒木や架線の遮断、強風、高波、落雷、突風に注意するよう呼び掛けている。
 19日午後6時までの24時間降雪量は多い所で、山地・山沿い30センチ、平野部5センチ。19日にかけて予想される最大瞬間風速は県内全域の陸上で30メートル、海上で35メートル。波の高さは南予3メートル、東中予2.5メートル。