砥部焼のひな人形を展示販売する「砥部焼ひなまつり展」が23日、愛媛県砥部町大南の砥部焼伝統産業会館で始まった。愛らしい表情の内裏びなや絵皿など59種類の作品が会場を彩っている。3月27日まで。
2007年から毎年開催。今回は町内外の16窯元が計270点を出展した。
温かみのある白磁に藍色で絵柄を描いた砥部焼らしい作品のほか、さる年にちなんだ「まねきざるびな」、高さ1センチの小さな内裏びななど個性豊かな作品が並ぶ。手のひらサイズの小ぶりな作品が中心だが、三人官女と五人ばやしをそろえた豪華な三段飾りもある。