外国人サイクリスト受け入れへ研修会 今治
外国人サイクリスト受け入れに向けた研修会が18日、今治市旭町1丁目の河野美術館であり、市内の宿泊施設関係者ら約20人が気持ちよく滞在してもらうおもてなしのあり方を探った。
瀬戸内しまなみ海道で近年、国内外からのサイクリストが増加している状況を受け、県国際観光テーマ地区推進協議会の委託でNPO法人シクロツーリズムしまなみ(今治市)が開催した。
シクロスタッフが、作成中の外国人サイクリスト向け「コミュニケーションの手引き」を紹介。レンタサイクル▽公共交通機関▽手荷物搬送▽セーフティーネット―の四つのテーマに分け、英語、韓国語、中国語の会話集を掲載し、指さしながら簡単に答えられるよう工夫していることなどを説明した。
参加者の意見交換では「外国語の地図が少ない」「トイレや風呂のマナーが悪いことがある」などの課題が挙げられ、どう対応すべきか知恵を絞った。