愛媛と福島、復興の絆 映画試写会・11日松山
音楽とサッカーでつながった愛媛と福島の絆を伝えるドキュメンタリー映画「MARCH」の完成試写会が、東日本大震災5年を迎える11日午後6時半から、松山市堀之内の市民会館中ホールで開かれる。入場無料。
映画は約40分の短編。東京電力福島第1原発事故で一時活動停止を余儀なくされた福島県南相馬市の小中学生マーチングバンド「Seeds+(シーズプラス)」が、サッカーJ2の愛媛FCの招待で2015年に試合前のスタジアムで披露した演奏やサポーターらとの交流の様子、福島の現状なども伝える。
試写会は、映画の制作委員長で日本代表の名物サポーター「ちょんまげ隊長」こと角田寛和さん(53)=千葉県柏市=に協力しようと、県内の企業や学生らが発足した「えひめsmile委員会」が主催。当日は中村和彦監督の舞台あいさつや、高校生による震災学習発表会もある。
事前申し込みが必要。申し込み、問い合わせはMARCH公式ホームページ(http://seedsplus.main.jp/)。