巨大地震を想定した非常参集・災害警備本部設置訓練が29日、大洲署であった。署員90人が早朝から集まり、各自の任務手順を確認した。
 午前7時、県内全域で震度6弱を観測し大津波警報が発令されたとのメール連絡を受け、署員は徒歩や車で署に集合し出勤経路の被災状況を報告。署4階の会議室に二宮幸仁署長を本部長とする本部を設置し、全体を総括する総括・実施班▽被災者の身元確認を行う捜査班▽所在不明者発見を手配する生活安全班▽交通班▽後方支援班―と分かれた。内子交番と結ぶ無線通信試験も行った。