四国総合通信局は31日、四国の市町村における災害時の情報伝達手段整備状況を公表した。愛媛の市町は主な情報伝達手段10項目のうち6項目で最も整備率が高く、同局は「四国内で愛媛は対策が進んでいる」と評価した。
四国の全95市町村に調査票を送付し、回収率は100%。2015年12月末時点の状況をまとめた。
四国内で最も愛媛の整備率が高かったのは、衛星携帯電話95%▽防災行政無線(移動系)95%▽同(同報系)90%▽避難所の公衆無線LAN「WiFi(ワイファイ)」環境90%▽災害情報メール80%▽市町からの操作で自動起動可能な防災ラジオ20%―の6項目だった。