帝人遊休地で太陽光発電 松山でシャープなど
シャープ(大阪)は、帝人(同)などと共同で愛媛県松山市北吉田町に大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設し、20日、同所で竣工(しゅんこう)式があった。帝人松山事業所の遊休地を活用しており、年間発電量は約3200世帯分の電力使用量に相当する約1166万キロワット時を見込む。
発電所は両社と芙蓉総合リース(東京)が出資する「クリスタル・クリア・松山」が運営し、名称は「シャープ松山太陽光発電所」。遊休地10万9千平方メートルに約4万1千枚の太陽光パネルを設置した。出力は8千キロワット。昨年3月に着工し、今月1日から発電を始めた。全量を四国電力に売電する。
シャープと芙蓉による太陽光発電所は全国で29カ所目。