かかしの里を目指して―。松山市平井町の三熊野神社で24日、春祭りとかかし祭りが同時開催され、参道に並んだ50体のかかしが訪れた人々を和ませた。
住民同士のコミュニケーションの場をつくって地域を盛り上げようと、神社の氏子らでつくる実行委員会が2014年から春祭りを開催。「松山周辺で、かかしは珍しいだろう」(実行委)との発案で15年にはかかし祭りもスタートさせ、活性化を目指している。
今年のかかしは、人気スポーツ選手やゆるキャラをモチーフにして氏子らが製作し、約150㍍の参道に展示。春祭りでは、獅子舞奉納やみこしの巡行が行われ、祭りムードを盛り上げた。