愛媛大病院から熊本へDPAT4人出発
相次ぐ地震でいまだ多くの避難者がいる熊本県に向け、愛媛大医学部付属病院(東温市志津川)の災害派遣精神医療チーム(DPAT)が6日、出発した。
同病院からの派遣は初めてで、精神科医や看護師、事務職員ら計4人が、11日まで熊本県内の被災住民らの心のケアなどに当たる。13日には心理士を含む4人が第2班として出発し、19日まで活動する予定。
出発式では、同病院の上野修一・精神科科長が「もう少しで地震発生から1カ月となり、ストレスによる心のケアが大切になってくる。余震が続く中だが安全に支援に取り組んでほしい」とあいさつ。越智紳一郎医師が「多くの方々が不安を抱えていると思う。少しでも役に立てるよう頑張りたい」と決意表明し、薬や医療機器を乗せた車両で出発した。