第62回萬翠荘バラ展が10日、愛媛県松山市一番町3丁目の萬翠荘で始まった。今回のテーマは「情熱の赤い薔薇(ばら)」で、色鮮やかな大輪が甘い香りとともに来場者を魅了している。15日まで。
栽培技術の普及と向上を目的に、愛媛バラ会(甘井清久会長)と県が毎年実施している。県内の愛好家が丹精した約300品種約3000点が並び、来場者は写真撮影や花の匂いなどを楽しんだ。
毎年来ているという女性は「趣向を凝らした飾り付けがあり、目を奪われた。香りも素晴らしく、癒やされる」とうっとりしていた。
入場料は大人200円、小中学生100円。