災害時の処置教えて 看護の日、松山で市民ら体験
「看護の日」の12日、市民に看護への関心を高めてもらおうと、ふれあい看護体験が愛媛県松山市清水町3丁目の松山赤十字看護専門学校であり、清水地区の住民10人が、災害時のけがの応急処置の方法などを学んだ。
教員は包帯や三角巾の代わりにストッキングを使う方法を説明。腕を骨折した際には土台となる物を腕に添え、ストッキングの足部分に通せば楽に固定でき、傷口周辺に巻けば止血もできるという。「程よい伸縮性があるストッキングは安全で便利」と薦めていた。少ない湯でおしぼりを作る方法などの紹介もあった。
12日はナイチンゲールの誕生日であることから、同校では生徒と教職員らがキャンドルをともして生花をささげ、功績をたたえる生誕祭の行事もあった。