知的障害者を対象とした愛媛県立松山高等技術専門校(松山市)の「販売実務科」の訓練生8人が16日、愛媛銀行本店(同)で銀行口座の作成方法や現金自動預払機(ATM)の使い方などを学んだ。
 社会で必要な金銭管理を身に付けてもらおうと、2012年から開催。訓練生は、行員の補助を受けATMの操作や、口座を作る手続きなどを行った。
 「お金の使い方・ため方」について考える講義もあり、訓練生は給料に見立てた模擬紙幣を用途別に分類。預金したい額を最初に引き、残りを生活費と娯楽費に分けるなど封筒を使って整理していた。