福祉車両で高齢者を送迎するときの事故を防ごうと愛媛県松山市久米窪田町のテクノプラザ愛媛で25日、安全運転講習会があり、県内の介護施設職員約80人が車両を安全に使うポイントを学んだ。
日本福祉車両協会が全国で開いており、2016年度は55カ所で開催予定。
福祉車両専門店オレンジ松山店の新屋敷剛さんが、車いすの利用者を乗せる際はシートベルトを腰骨の位置で絞ることや、頭部を支えるヘッドレストで衝撃から身を守ることができると指摘。「車両や装置の日常点検と定期メンテナンスを行い、故障や交通事故対応のマニュアルを作って訓練してほしい」と呼び掛けていた。