愛媛県四国中央市の押し花教室「花遊」の作品展が27日、同市土居町入野の暁雨館で始まった。指導する高橋佐代子さん=土居町入野=と会員13人が、草花の色合いを生かして立体的に描いた風景画など約150点を出展している。
新居浜市から教室に通う女性(65)は、サトイモの皮で合掌造りの家を表現し白川郷の幻想的な風景を描いた。10年間続けている女性(64)=四国中央市=は「押し花絵画を始めてから、庭の草が付ける小さな花もいとおしくなりました」と目を細めた。
29日まで。6月1~5日には観光施設・霧の森(新宮町馬立)でも展示する。