愛媛県学校農業クラブ連盟の家畜審査競技県大会が9日、西予市野村町阿下の県畜産研究センターであった。農業高校など12校から48人が出場。牛の良しあしを見極めるべく培った技術を披露し合った。
 大会は毎年実施しており、今年も乳牛(ホルスタイン種)と和牛(黒毛和種)の2部門で開かれた。制限時間内に成牛と子牛各4頭を見比べ、順位を付けた。和牛は県産ブランド牛として売り出し中の愛媛あかね和牛を用いた。
 参加者は、乳牛の乳の大きさや全体のバランス、和牛の肉付きなどをじっくりと見定めていた。