福祉と介護、担い手交流 県内100人合同入職式
福祉・介護関係事業所合同入職式が20日、愛媛県松山市道後町2丁目のひめぎんホールであった。2015年度以降、県内の高齢者施設や保育園などに就職した約100人が職場の垣根を越えて交流を深めた。
福祉・介護分野は人材不足や高い離職率が課題となっており、同年代とのネットワークを構築してもらおうと県社会福祉協議会が初めて開催した。
新任職員を代表し朝日保育園(新居浜市)の佐薙奈々さん(22)が「少しずつ子どもたちと信頼関係を築けてきた」とやりがいを披露。松山市社協の黒河優さん(22)は「誰かの役に立っていると考えると、仕事のモチベーションにつながる。地域の人に頼られ、相談してもらえる職員になりたい」と抱負を語った。