夏本番を前に、海を大切にする心を育み、水の事故防止を呼び掛けようと松山地区小型船安全協会は23日、三葉幼稚園(愛媛県松山市山西町)の園児約140人を招き、伊予市尾崎の五色姫海浜公園でヒラメの稚魚約千匹の放流を行った。
放流を前に協会の西田昭二会長が「ヒラメは豊かな瀬戸内海で大きくなって、皆さんのもとへ帰ってきます」とあいさつ。園児はバケツに入った稚魚を受け取ると「元気で育ってね」などと声を掛けながら一斉に放っていた。
松山海上保安部の職員による紙芝居もあり、園児は海にごみを捨てないことなどを学んでいた。