愛媛県は5日、大規模災害時の防疫業務に関する協定を県内の二つの業界団体と締結した。ハエや蚊といった衛生害虫の駆除や消毒などを迅速に進め、感染症の発生を防止するのが目的。
 締結した団体は防除専門業者が加盟する県ペストコントロール協会、県しろあり対策協会。協定書によると、南海トラフ巨大地震などに伴って津波が発生した場合、県が協力を要請。県が薬剤を、団体が必要な機材などを確保する。