観光客や帰省客の増える夏休みを前に愛媛県松山市の陸の玄関口、JR松山駅の美化に協力しようと、市内の植木職人8人が15日、ボランティアで大手町2丁目の駅前広場のクロマツを剪定(せんてい)した。
広場には最大で高さ約5メートル、樹齢100年以上と推定されるクロマツ10本が植えられている。剪定は造園業者らでつくる「松山植木まつり協力会」が1976年から毎年続け41回目。同会によると7月は芽が出やすい時期で、形を整えるだけでなく風通しや日当たりをよくして害虫や病気を防ぐ効果もある。
麦わら帽子に作業服の職人が脚立や高所作業車を使い、はさみを入れていった。