黄色いクマをトレードマークに、米国のモーテルスタイルを手本とした素泊まり宿泊施設を全国展開する「旅籠屋(はたごや)」(東京)が15日、愛媛県内初出店となる新居浜店を新居浜市滝の宮町にオープンした。
 旅籠屋は1995年の日光鬼怒川店(栃木県日光市)を皮切りに、各地の高速道路近くやサービスエリアなどに展開しており、新居浜で53店舗目。「旅は自由に」をコンセプトとし、広めの部屋や外廊下のつくりが特徴で、車を利用した観光客らが気軽に泊まれる施設となっている。
 新居浜店は滝の宮公園の近くにあり、木造2階建て敷地面積1399平方メートル、延べ床面積481平方メートル。全14部屋(各約25平方メートル)にクイーンサイズのベッド二つ、デスク、トイレ、風呂をそれぞれ備える。ペットや車いすに対応した部屋やコインランドリーもある。食堂はないが、朝の軽食サービスはある。料金は1人5000円、4人計1万円から。
 部屋の予約は3カ月前から。問い合わせは同店=電話0897(33)6858。