第22回全国かまぼこ板の絵展覧会が16日、愛媛県西予市城川町下相のギャラリーしろかわで始まった。国内外から寄せられた個性豊かな作品9222点が色鮮やかに共演している。12月4日まで(火曜日休館)。
 過去最少の作品数だった21回展の8005点から持ち直した今回の展示テーマは「感動の芽 大きく育て」。模造した大きな木の幹に沿うように、家族から寄せられた作品を設置するなど趣向を凝らした展示になっている。
 さらに数多く集まった桜をモチーフにした力作を一緒に展示することで、熊本地震や東日本大震災からの復興に向けた祈りをささげた。熊本県のPRキャラクター「くまモン」が涙するのを、愛媛県内のキャラクターが慰める作品などもあった。