「えひめいやしの南予博2016」に合わせ、南予の高校生が地元の食材を生かして考案したオリジナル料理が22日、愛媛県松山市南久米町の「東道後のそらともり」で、期間限定のランチメニューとして登場した。南予博の期間中、南予の「道の駅」や飲食店でも順次販売される。
 未来を担う若者に南予の食文化への知識を深めてもらおうと南予博の実行委員会が企画。大洲農業、宇和、野村、北宇和、三間、宇和島水産の計6校の生徒が「三間米の『3色おにぎり』」や「オウドイモのモンブラン」など全14品を開発した。
 南予博を応援する「盛り上げ隊」に登録しているそらともりでは、このうち12種類をワンプレートランチ(1280円)として、8月7日まで1日20食限定で提供。販売開始を記念した発表会には6校の生徒や教員ら約20人が「キジ肉や野菜など、すべて地元産にこだわった」「酪農が盛んな地域性を生かしチーズを加えた」などとこだわりや工夫のポイントを説明した。
 オリジナル料理は、道の駅みま(宇和島市)、あすも(同)、道の駅「広見森の三角ぼうし」(鬼北町)、成川渓谷休養センター(同)、ゆらり内海(愛南町)でも提供する予定。