特産ブドウたわわに 西予・宇和で収穫本格化
愛媛県内有数のブドウ産地である西予市宇和地域で、収穫作業が本格化している。8日は前日オープンした宇和町下川の観光ブドウ園で、招待された地元の子どもらがたわわに実った季節の味を楽しんだ。
JA東宇和によると、宇和地域は標高約200メートルにあり、昼夜の大きな気温差を利用したブドウの栽培が盛ん。約50戸が計約25ヘクタールで栽培し、今年は管内全体で20~30品種約500トンの収穫を見込む。梅雨明けから天候に恵まれたため裂果が少なく、着色や糖度など例年以上のできで、9月末ごろまで県内を中心に出荷される。
8日は下宇和保育園の年長園児6人がブドウ狩りを体験。「おいしい」「甘あまい」などと頰張っていた。